星を砕く者 番宣 爆裂スターボンバー! 一撃必倒レィディオ編





 
 ピッ、ピッ、ポーン
  「ハロゥみなさんごきげんよう。一撃必倒レィディオのお時間です。
さて本日もリスナーの方から頂いたお悩み相談を豪腕爆砕していきたいと思います。
お相手は皆さんの拳の恋人グラップラー・スバルですっ!」
  「ア、アシスタントのヴォルてっちゃう・キャロですっ!」
  「おっけぇー! 今日も初々しいねキャロ! それじゃあさっそく一人目のお悩み相談に行こうか!」
  「は、はーい。えーっと、本局医療室勤務の
リリカルネーム『風の癒してぇー!』さんと電話が繋がってます」
 

 ぷるるるるる、ぷるるるるるる、がちゃ。
  「いちげきわー」
  『あ……いちげきわー、グっちゃん、ヴォルさん』
  「はい、いちげきわー。
いつもいつも楽しいお葉書読ませて頂いてますよー『風の癒してぇー!』さん」
  「毎日のように届くお手紙大切に読ませてもらってます。本当にいつもありがとうございます!」
  『え、ええ……そのいつも仕事で忙しいんですけど、暇を見つけては送らせてもらってます!』
  「そーなんですかー。あ、でもお仕事の方を疎かにしちゃダメですよ、あはは」
  『ハ、ハハハ。ソ、ソウデスネ』
  「はい、それで今日はお悩み相談のコーナーという事で、
『風の癒してぇー!』さんはどんなことで悩んでるんですか?」
  『はい……実はちょっと家族の中での立場で少し悩んでいます。
私には姉妹が3人いて、最近もう一人増えて4人になったんですけど……』
  「おおー、ウチも負けてないけど大家族だねー」
  『はい、姉妹仲もよくて、新しい家族が増えることも大変嬉しいんですけど……
最近ふと自分の居場所がどこにも無いんじゃないかってそんな風に思って……』
  「ああ、その気持ち解るかもしれません。
疎外感というか、何かの拍子に自分が要らない子じゃないかと思っちゃうんですよね……」
  「うん……でも聞いて『風の癒してぇー!』さん。
貴方は要らない人なんかじゃない。そんな人いないんだよ。
だって貴方のお姉ちゃんや妹さん達にとって、
きっと貴方は世界で唯一の大切な人なんだから!」
  『で、でも……星を砕く者の一章が八神家パートなのに
私だけ影も形も見当たらないというか出番が!
 出番が無いんですけど!?』
  「…………」
  「…………」
  「はい、では『風の癒してぇー!』さんには番組特性『喋る蒼い狼くんストラップ』をお送りします」
  「大事にしておげてくださいねー」
  『え!? あの、ちょっとまってまだ悩みが!? 出番g――』


 
 ガチャ、ツーツー。
  「では、一旦CM入りまーす」
 







  「八神家オールスターも大活躍!
 星を砕く者(上)! 3月20日リリカルマジカル6にて頒布予定!
 買わないと貴方のリンカーコアをブチ抜くゾ♪」








 
  「はい、それでは二人目のお悩み相談に行ってみましょ。
えー次は第六十六観測指定世界で絶賛幽閉中
リリカルネーム『半ズボン大好き♪』さんとお電話が繋がってますー」
 

 ぷるるるるる、ぷるるるるる、がちゃ
  「いちげきわー」
  『あ、い、いちげきわ! え、えっとあのこれ、繋がってるんですか?』
  「繋がってますよー。あんまり馴れてないみたいですね。
大丈夫いつもと同じ感じでいいんですよ」
  『は、はいっ! よろしくお願いします!』
  「えー、それで『半ズボン大好き?』さんはいったいどんなお悩みで?」
  『あ、えーと。悩みというかなんというか、
実は今変な仮面をつけたコスプレ集団に拉致監禁さちゃって』
  「え、えーっと……それは大変デスね……」
  『あ、いえ。そういう役どころですので、それは別に構わないんですけど』
  「いいんかい」
  『ただ……ほら、こういう囚われのお姫様役って始めてだから、
そのどういう風にしたらいいのかなぁ、とか悩んでて』
  「うーん、確かに。基本的に女性陣が強い話ですからねー、コレ」
  『で、ですよねー。
だからほら『エリオが助けに来てくれるかなー』とか
『またお姫様抱っこしてくれるかなー』とか考えるともうドキドキで――』
 

 がちゃ、つーつー
  「え!? あれ!? キャロ、いま回線を切って――」
  「ああ、別次元からの通信だったせいで切れちゃったみたいですね。非常に残念です」
  「いや……いま回線を――」
  「残念、ですね?」
  「……ハイ、残念デス」
  「とりあえず『半ズボン大好き♪』さんには『週間半ズボン』の代わりに
サイン入りの希少本『レジアス・ゲイズ写真集』をお送りしておきます、
監禁のお供に是非どうぞー」
  「あ……それ募集がまったくなくて倉庫に大量に余ってる……」
  「それではCMにはいりまーす」
 







  「あれ? もしもーし。スバル? キャロ?
 おかしいなぁ、急に切れちゃっ――へ? 宣伝? 急いで?
 え、はわわ!? 私は捕まっちゃってるけどストライカーズのみんなが大活躍!
 星を砕く者(上) 3月20日リリカルマジカル6にて絶賛頒布予定!
 エリオ……待ってるからね……」
 







  「ふーんだ。
エリオくんったらフェイトさんを助ける為にってあんなに張り切っちゃって
……ふんだ、いいもん。別に怒ってないもん。妬いてなんかないもん」
  「あ、あのーキャロ? CMあけたよ?」
  「ふぇ? は、はわわ!? え、えっとじゃあ次のご相談にいきましょうか!」
  「はいはい……キャロも素直じゃないんだからなぁ……
えっと、次はリリカルネーム『匿名希望の白いあの人』さんと電話が繋がってまーす」
 

 ぷるるるる、がちゃ
  「いちげき――」
  『主役なのに出番がないなの』
  「……え? あ、あの『匿名希望の白いあの人』さん? いちげきわー?」
  『『リリカルなのは』なのに私の出番がないなの』
  「いや、あの、今回の話はストライカーズメインって事で、
そのホラ、SSXとかもそんな感じじゃないですか?」
  『はやてちゃんは大暴れで、フェイトちゃんはお姫様なの。私の出番がないなの』
  「ひいいいいいい!!??」
  「ス、スバルさん電話を切って、切って!」
 

 がちゃん、つーつー


 
 ぷるるるるる、ぷるるるるる、がちゃ
  『まだお話してるとこなの』
  「きゃあああああああああ!?」
 







  「私がまるで出てこないリリカルなのは二次創作小説、星を砕く者(上)
 3月20日リリカルマジカル6にて頒布する予定なの……
それまで作者が生きていれば。
ちょっとお話しようかなの」
 







  「ぜぇぜぇ……え、えっと、そんなわけで今回もそろそろお別れの時間となりました」
  「はぁはぁ……で、では皆さん3月20日リリカルマジカル6で星を砕く者(上)を」
 
  よろしくおねがいしまーすっ
 
  なの

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