星を砕く者 番宣 爆裂スターボンバー! カオス編


「私の名前はリリカルてぃあな。夢と希望の国、ミッドチルダからやってきたリリカルマジカルな魔法少女! 今日も悪事を働くリリカルモンスターを退治しちゃうゾ♪」
「大変だ! リリカルてぃあな! 町でリリカルモンスターが暴れてるよ!」
「あ、あなたは魔法少女に必須のお供――モザ! 相変わらず放送コードに引っ掛かったような外見ね!」
「ヴぁあああああああ」
「アレが今日のリリカルモンスターね! なんて凶悪なオーラを纏っているの!」 
「ダメだ。今の魔法少女力じゃあ勝てない! 逃げるんだリリカルてぃあな!」
「ううん。私は逃げない。なぜなら私は愛と平和の魔法少女だもん!」
「ヴぁああああああああ!」
「きゃあ! ダメだわ。本当に、なんて強さなの!?」
「こうなったら仕方ない。こんなこともあろうかと用意していた秘密魔法兵器を使うんだ」
「こ、これは――スーパークロスミラージュ!?」
《ふはははは、私が来たからにはもう安心しろリリカルてぃあな!》
「ええ、いくわよ! マジカルラブリービーッム!!」
「ヴぁああああああああ!」
   
   
 ガバッ!
   
   
「………………ゆ、夢か」
「はたしてそうかな?」
「ぎゃあ!!??」
「それは果たして本当にただの夢なのかな? 昔から言うじゃないか、夢は無意識下の願望だと。つまり君は口ではイヤだイヤだと言いながらも魔法少女であることを望ん――ぶべぱぁっ!!」
「それ以前に、なんで人の布団の中に潜んでいるアンタ……」
「ギ、ギブ! ていうかヘルプミー!? だ、だめ、はみ出ちゃう!?」
「きゃー!? 人の布団の上で変な汁垂らすなぁ!?」
「まったく何を寝惚けているリリカルてぃあな! 事態は一刻を争うのだぞ」
「スパクロ……アンタもなんで人の寝室に。いや、うん、まぁいいわ。なんかもう言っても無駄みたいだし。てか、なによ一刻を争う事態って?」
「ヤツだ。宿命のライバルたるヤツが遂に来る!!」
「……は? ライバルってまさかバカスバルのこと?」
「ぶぅぅぅぅっるあぁぁぁっっっ!!」
 ガシャーン!!
「うわぁっ!? なんか窓ガラスを突き破って謎の物体が!?」
「む、遂に現れたな!?」
「ふふふふふ……ククク、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン! そう、俺だよ俺ぇ。フェイトの愛機ぃ……その名も気高きソニックまるぅー。声が若本の兄いという時点で既に勝ち組。こんにちわ、若本ぉ規夫でぇす」
「似てる似てるー」
「いや、文字媒体でやっても解んないわよ!? 魅力がちっとも伝わってこないわよ!?」
「あ、ちょ、ちょっとソニック丸。だ、だめだよー。勝手に他人の部屋に突撃したらー」
「フェ、フェイトさん? 何やってんですか? てーか、なんですかコレ」
「これぇ、とは失敬千万なぁ。見て解らねぇのかよ戦斧だよ戦斧ぉ。雷光の戦斧ってぇ名乗ってるじゃねえかぁ」
「いや、どう考えても球体にしか見えないわよ。ていうかアンタもう存在自体がパクりじゃない!?」
「おいおい、マドモアゼェー。滅多なこと言うもんじゃないよぉー!? どう見たって完全オリジナルキャラじゃねぇかよぉー。こんなキュートな俺様がぁ、そんな何人も居て溜まるかってんだよぉ」
「も、もうー、やめてってばぁ、ソニック丸ー」
「なんかもうまた頭痛くなりそうな存在が……」
「ククク、ここであったが百年目といっておこうか、マルちゃん!!」
「む? そういう貴様はぁー、まさかクロちゃん!? なにゆえここに!?」
「知り合いかよ。いやまぁ、なんとなく予想はできてたけど」
「如何にも! 逢いたかったぞぉぉぉ!! クロちゃん!」
「我等は運命の代理人。運命の地上代行者。我等が使命は運命に逆らう愚者をその肉の最後の一片までも絶滅すること――エエェィィメンンンンンッッ!!!」
「ああもう、どっからツッコんだらいいのよ……」
「ちぇえええりゃあああああ!!」
 ビシッ! バシィッ!
「むがっ!?」
「ふぬぅ!?」
「もう、こんなところでなにしてるのよ。ちゃんと大人しくしとかないとダメでしょ!」
「……ええと、え? 誰? ……新キャラ?」
 「あ、ティアナさん。お久しぶりです、イクスです」
 「え? でも……あれ? なんか違うくない?」
 「あー、探したんですけどアイコンが見つからなくて、見た目は若干違いますが、まぁ気にしないでください」
 「あ……そう。というか、クリスマスなんて元ネタしってる人どれだけいるのかしら?」
「それにしてもごめんなさいティアナさん。ソニック丸が迷惑掛けちゃったみたいで……」
「いやいや、てーか、その前にアンタ聖王教会で寝てる筈じゃ?」
「ソニック丸。さっさと帰るよ。ホラ!!」
「イデッ、イデデデデッ。ダメよダメダメ、そんな引っ張ったらオイラのデリケートなほっぺたがよぅ……」
「あ、ふ、二人とも待ってよー。置いてかないでぇー」
「………………」
「ふふ、ククククク。さすが私の永遠のライバルよ。バルディッシュ・ソニック丸!!」
「いや、もうホントなんて言うか……なんなのコレ?」
   
 突如として現れたスパクロの仇敵! その名もバルディッシュ・ソニック丸!
 果たして彼の目的、そしてその正体とは一体!!
 風雲急を告げる物語の結末は果たしてどうなるのか!!
 
 次回! 魔法少女リリカルてぃあなロリっと!
 「ドキッ! 女の子だらけの水泳大会! (ポロリもあるよ!)」にリリカルマジカル!!
「魔法少女リリカルてぃあなロリっと、の前日譚。魔法少女リリカルてぃあなぶれいかーず最終回が読めるのはリリカルだぁけぇ!」
「最終回を一挙掲載! 季刊魔法少女リリカルvol.1はコミックマーケット76 三日目 東4ホール ユ-13bにて頒布予定!」
「おだんご亭のおだまさるさんが描かれたリリカルてぃあなが目印! 60ページの大容量で500円のご奉仕価格! みんな頑張ってゲットしてくださいね! 実は私の出番もあるんですよ!」
「更にぃ。ストライカーズ主役の熱血バトゥーアクション小説ぅ『星を砕く者<下>』の配布も同時に実施たぁ豪華な布陣だぜぇ」
「みなさん。夏は是非ユ-13b『PEACEKEEPER』でお会いしましょうねー」
「ああ、そういえば宣伝だったわねコレ」

Back home


TOPページはこちら


inserted by FC2 system